「お香」が醸しだすのは、やさしく上品で日本人の感性に合う繊細な香り。昔から祈りとともに神仏にも捧げられたことから、お香には高貴で聖なるイメージが伴います。
そしてお香の楽しみ方のひとつ、香木(こうぼく)などの香りをじっくり味わう「聞香」(もんこう)では、ゆったりした呼吸とともに無になって香気に集中することで、精神が落ち着き、心が満たされるという効果もあります。そんな、私たちの感性をやさしく刺激するような「和」の香りのイメージを、音楽にそっと散りばめました。
琴・鈴(りん)・笛などが奏でる和楽器の音色や、小鳥のさえずりなどの自然音が空間をゆったりと漂います。精神が疲れた時、集中力や直感力を高めたい時、一日の終わりのリラクセーションやメディテーション・タイムなどにお香を焚きながら、この音楽に浸ってみてはいかがでしょうか。心の平穏が、必ずや訪れるでしょう。
- 桜 ~悠久の物語
- 竹 ~天空をめざして
- 白梅 ~春告草
- 白檀 ~浄化
- 花橘 ~永遠の想い
- 沈香 ~祈り
- 月桃 ~はかなき夢
◎Music by Makiko Hirohashi
◎監修:渡辺えり代(香研究家・香研究会IRI代表)
55分
DLWB-1617
デラ